ウェストミンスターのDavien Coffeeでエッグコーヒーを飲んでみる
ベトナムコーヒーとコーヒースイーツが楽しめるDaVien Coffee。場所はベトナム系スーパーやレストランがひしめくLittle Saigonのモールの一角にあります。週末の午後はかなりの込み具合です。
Phin（フィンというコーヒーを抽出するためのフィルター）を使って淹れられたベトナム式コーヒーは、コーヒー豆をしっかりと中蓋で圧縮し、3層に重なるフィルターを通してゆっくりと抽出されるため、濃厚で深みのある味わいが特徴。そのPhin-Dripped Coffeeに、練乳を入れて仕上げたDavien コーヒーは、クリーミーで、苦みのコクと練乳の甘みが同時に口の中に広がります。
白と黒が基調の落ち着く店内。テーブル席は6席と、テラス席が5席。
Signature Drinkのエッグコーヒー(Egg Coffee)$6。エッグコーヒーとは、Phinで抽出したコーヒーに、卵黄、砂糖と練乳を混ぜて泡立てたものを合わせたベトナム・ハノイ発祥のコーヒードリンク。泡立てたふわふわのエッグフォームは、色は卵黄の黄色そのものですが、卵黄のくせはなく、カスタードクリームのような味わいです。エッグコーヒーは、ベトナムでは伝統的なコーヒーのバリエーションとして知られていて、誕生のきっかけは諸説あるのですが、牛乳が不足した時に、たまたま卵を入れてみたら美味しかったというのが有力らしいです。苦みのあるベトナムコーヒーはエッグフォームで口当たりもまろやかに。クセになる美味しさです。
ウベ・Ube Coffee $6。Phinで抽出したベトナムコーヒーにUbeミルククリームの組み合わせ。甘みが強く、栄養価の高いことで知られるヤム芋の一種ウベですが、アメリカの一般的なベーカリー（東南アジア系オーナーでないベーカリー）でもかなり見かけるようになったウベスイーツ。お芋の甘さがしっかり感じられるウベミルククリームとベトナムコーヒーにプラス85￠でクリスタルボバをトッピング（下に沈んでますが。。）
Brown Sugar Boba Bingsoo $11。氷の上にあずきやフルーツ、アイスクリームなどが盛られたな韓国版かき氷のBingsoo（Bingsu）は、韓国系だけではなく、台湾や香港など中華系カフェでも大人気スイーツ。上から崩して食べていく日本のかき氷とはまた違って、最初から上のフルーツや小豆と氷をビビンバ（！ｗ）のようにかき混ぜてから食べるのがBingsooスタイル。こちらのお店は、自分でボバやプリンをのせていきます。
最初にプリンをのせるとボバが雪崩れて飛び出そうなので後のせにしました。かき氷が全然見えないほどのボリューミーなホイップクリームにまたボバの量が半端なく、ボバ好きにはたまりません。このボバが、もちもちふっくらで美味しいんです。
日本のかき氷のようなシャリシャリ感はほとんどなく、きめ細かいシャーベットのような粉雪を食べているような食感。ふわふわかき氷にブラウンシュガーシロップとホイップクリームをかき混ぜて食べると粉雪が口の中でとろけていきます。かき氷の底には、コーヒーゼリーがぎっしり。コーヒーゼリーにブラウンシュガーの強力な甘みがたまりません。気づけば日本のかき氷のように、何となく上から崩して食べていましたw
マンゴー、ストロベリー、ドリアン、抹茶Bingsooなどもあります。東南アジア系スイーツのお店は、人気のスイーツに国境がないところがナイスです。
Da Vien Coffee
9731 Bolsa Ave, Westminster,
California, 92683
https://daviencoffee.com/
