ガーデングローブのHui Lau Shan で香港スイーツを食べてみる
ココナッツやマンゴなどのフルーツを使った香港発のデザートショップHui Lau Shan。1960年代香港で創業のハーブや薬草などのお茶を出すお店で1990年代にマンゴーを使ったスイーツが人気となり、香港最大のスイーツチェーン店にまで発展。2019年以降経営が悪化し、2021年に経営破綻により全店営業終了となるも、その後中国メインランドの資本が入り復活。現在は、中国本土を中心にシンガポール、マレーシアなどの東南アジアやヨーロッパ、オーストラリア、アメリカなど海外でもマンゴースイーツのお店として展開中です。
オレンジカウンティにはウェストミンスターとアーバインの２店あります。メニューは、マンゴーやPomelo（日本の文旦フルーツ）を使ったピューレやプリン・ゼリーなどをSago（タピオカに似た粒々のデンプン）やココナッツゼリーと組み合わせて食べるスイーツやドリンクが約30種類。
Hui Lau Shanが香港で大人気になるきっかけとなったスイーツが、Mango Sago「芒果西米撈」（モンゴーサイマイロウ）。サゴヤシという椰子の木の幹に蓄えられたデンプンを精製したものがサゴで、正確にはタピオカ（キャッサバ芋から精製されたデンプン）とは区別されているらしいのですが、食べて違いの分かる人は通ですねｗ。Hui Lau Shanでは、Sagoパールが使われたスイーツが楽しめます。
壁のポチ袋（？）にチャイナ感ありｗ 内装もきれいでイートインスペースは清潔感ありました。
Coconuts Jelly with Mango $8 ココナッツジェリー（というかココナッツプリン）の上にマンゴピューレとカットマンゴー、クリスタルゼリーにChewy Ball（米粉団子）。ココナッツゼリーが甘めで、団子やクリスタルゼリーは甘さ控えめなので、全体的には程よい甘さとなり美味しいです。団子のもちもちが強力でした。
Mango Delightful Trio＄7.50。小豆、ココナッツミルクにカットマンゴー。マンゴーが完熟で甘くて美味。
日本の小豆やあんこのような甘さも濃厚さもないRed Beanですが、ココナッツやマンゴーには合うのかも。羊羹好きな私にはパンチのないRed Beanですが、却ってマンゴーの甘さが引き立ちます。
Mango & Coconut Juice with Aloe Jelly $6。上からココナッツジュース＋マンゴジュースにアロエゼリーが層になっていて、カットされたフレッシュマンゴがトッピング。こちらもマンゴがびっくりするほど甘くてジューシー。全部混ぜて飲んでも美味しいですのですが、ココナッツジュース、マンゴジュースそれぞれの美味しさを味わったほうがいいかも。ココナッツジュースも甘いのですがフレッシュでコクがあります。
マンゴにココナッツミルクの組み合わせがクセになるチャイニーズスイーツのお店です。
Hui Lau Shan
9924 Bolsa Ave,
Westminster, CA 92683
