Lunasia Dim Sum Houseで点心を食べてみる
Lunasia Dim Sum Houseは、Pasadena、Alhambra、TorranceとCerritosの4店舗。これからOCにも進出の予感がします。
中華料理大好きですが、LAと比べるとOCには美味しい中華料理店が少ないということで、ギリギリOCの境界線（市制上はLA郡）のCerritos店へ。
日曜日のランチ時間帯は予想通り激混みで、20組待ちと聞いたときは帰りたくなりましたが、ぐっとこらえて、意外に早く約30分ほどで入店。清潔感あるシックな店内に大人数対応の個室もあります。点心カートがテーブルを練り歩いてサーブするスタイルではなく、メニューに好きな点心の数量を記入して注文する完全オーダースタイル。
手前）鮮蝦腸粉 (Rice Noodle Roll with Shrimp $8.28) エビなどの具材をライスヌードル（腸粉）で巻いて甘辛い中国醤油をかけて食べる、米を原料とした広東式点心料理。牛や豚の腸が使われているわけでなく、薄く伸ばした生地を丸めて麺状にした元々の形が”腸”に似ていて、お米が原料と言う意味の”粉”と合わせて腸粉と名付けられたという説が有力。米粉のもちもち感とプリプリ海老の食感も楽しい一品です。
蟹皇焼売 （Jumbo Pork & Shrimp Shu-Mai 4pcs $7.28） アメリカで食べた中華のシューマイではトップクラスに美味しいと唸ったほど。豚肉、エビの餡の味付けも程よく、肉厚でジュワ―と溢れ出る肉汁は、永遠に食べていたい美味しさでした。
酸辣湯 （Hot and Sour Soup Bowl $10.98) たけのこ、シイタケ、豆腐、木耳と具沢山のスープ。特にたけのこの千切りがこれでもかと入っていて、この量と美味しさはコスパ良しです。山椒と唐辛子の辛味と中国酢の酸味の組み合わせが絶妙。
水晶蝦餃皇（エビ蒸し餃子 Jumbo Shrimp Har-Gow 4pcs $7.28）100種類以上ある点心メニューの一番最初に置かれている広東式点心の代表料理。プリプリのエビ、小麦粉とタピオカ粉から作られた蒸すと透き通るプルプルの皮のコンビネーション。いつも何気なく見ていた蒸し餃子の皮のひだ、実は少なくとも７つ以上、出来れば10以上のひだをつける必要があるとされていて、かつ、皮は薄くて半透明だが、箸でつまみ上げた時に皮が破れない程度には頑丈でなければならないなど、広東式料理人の技巧が試される料理と言われている、なかなかの伝統料理。
香酥海苔巻（Deep Fried Seaweed Roll 3pcs $7.28) 海老と海苔の天ぷらは間違いない組み合わせの点心揚げ物。こちらも剥き海老がたっぷり入っていて、揚げたて熱々でサクッと香ばしい美味しさです。
左)芒果布丁（Mango Pudding 4pcs （$5.28) マンゴー果肉がたっぷり入った甘さ控えめのスイーツです。デザートを食べる時はすでにお腹いっぱいなので、ピースでシェアしやすいのも好ポイント。
こちらの点心、どれも唸るほど美味しかったのですが、残念なのが、シューマイやエビ蒸し餃子につけるチリソースが有料だったこと（$1.50）。寿司屋に行って、お醤油代金請求されたような気分で、外食産業のインフレの煽りを感じる出来事ではありました。
Lunasia Dim Sum House
11510 South St,
Cerritos, CA 90703
https://lunasiadimsum.com/
