Fountain Valley ★ The Vox Kitchen｜チープライフ in OC

ファウンテンバレーのThe Vox KitchenでAsian Fusionを食べてみる

ベトナム、中華、台湾、韓国、ペルー料理を融合した創作料理の麺やゴハン料理が味わえるお店、The Vox Kitchen。日曜の午後5時前に予約なしで来店、お店の前においてある予約システムにサインナップしたら、35番目2時間30分待ちの表示（！）諦め切れずお店の前をうろうろしていたら、たまたま呼ばれた人たちが何組もShow Upしないということでテーブルに案内してもらえることになり、超ラッキーでした。

脂ぎった中華料理店（失礼！）とは一線を画すお洒落な内装に、Vox(ラテン語の声、音の意味）と箱のBoxをかけた店名通り、オープンキッチンから中華鍋の音が絶え間なく聞こえてきます。中華系のレストランにしては珍しく、メニュー数も少なめ、アルコール類をおいていないためか回転も速いので、レストランというより定食屋さんの雰囲気。

オーダーのTop3は、Garlic Noodle, Saltado Shaken Fries, Garlic Chicken。他にサラダやソフトドリンク、デザート（抹茶ムースとストロベリーパンナコッタ）があります。

ハウスガーリックヌードル (House Garlic Noodle/Filet Mignon $19－Organic wheat noodles, butter, garlic, parmesan cheese, secret sauce, scallions）フィレ肉のかわりに、チキン($16)、えび($18) リブアイステーキ（$27）にもできます。この日も他のほとんどのテーブルでオーダーされていた一番人気メニュー。肉の焼き方を聞かれ、ミディアムレアをオーダーしたところ、レアかミディアムか決めてと言われ（笑）レアにしましたが、フィレミニョン、レアより焼けたちょうどよいミディアムレアで美味しかったです。Secret Sauceとありますが、オイスターソースがベースの甘めのソースとガーリック、パルメザンチーズの融合でコクのある味付けの麺に仕上がっています。緑色の別ソースはアボカドスパイシーソース。麺やお肉につけても美味しいし、味変にもなります。

Sate Mushroom Clam Soup (Spicy) $17 （Shell-on clams, onions, glass noodle, enoki mushroom, sate sauce, potatoes, Japanese mirin）サテソース（Sate sauce）とは、主に中華圏で多用されている赤唐辛子、植物油脂(大豆を含む)、レモングラス、食塩、にんにくなどから作られる定番の調味ソース。

もともとは、インドネシア・ジャワ島発祥の焼き鳥(Satay サテ)に使われていたソースが、中国圏に渡り、おもに広東省・福建省・台湾で、鍋料理、炒め物、炒麺や炒飯には欠かせない調味料として定着。”沙茶醬”、”沙嗲醬”として販売されていて、中華圏では、いろいろな料理に使われています。

サテソースとあさりのだしがきいたスープに、エノキ、scallionと長ネギ、緑豆春雨とあさりがたっぷり入っています。本来サテソースはかなり辛いソースなのですが、あさりのだしと中和されてマイルドで食べやすい辛さ。別にチリオイルがついてくるので、お好みの辛さにも調整できます。あさり本来のだしで食べる麺を味わうなら、辛みをいれないほうをおススメ。土鍋でサーブされるので、食べ終わる最後の方まで熱々でした。