ロミタのKotoshでペルー料理を食べてみる
アメリカで食べる南米料理の中で、メキシカンの次に馴染みのあるペルー料理。ペルー料理とはインカ帝国で食されていた料理、そのインカ料理にスペイン料理が合わさった料理、中国、日本からの移民によってもたらされた中華料理や日本料理、当時アフリカから連れて来られた人々によるサブサハラアフリカの料理、これらが数世紀に渡って掛け合わされて生まれた料理と言われています。
Cebiche De Pescado 。ペルーの文化遺産にも指定されている名物フラッグ料理、セビーチェ。ペルーで生まれた魚介類のマリネで、マリネ液には酢ではなく柑橘系果実の果汁を使用するのが特徴。具材には、メロ(マジェランアイナメ)やコルビーナ(Corvina、ニベ科の魚)、ペヘレイなどの白身の魚、エビ、タコ、イカ、ホタテ、ハマグリなどの貝類が使われています。レストランでは前菜やお酒のつまみとして食されることの多いセビーチェですが、サツマイモ、キャッサバ、トウモロコシ、ジャガイモ、豆、アボカド、トストーネス(二度揚げしたバナナスライス)などを添えてメインのおかずにもなる国民食的存在。
マチュピチュロール(Machu Picchu Roll 8pcs $19) Peruvian Sushi Rollsもペルーの代表料理の一つ。Sushi Rollsは、日系移民の食文化がペルーから他の中南米へも広まったと言われています。スパイシーマヨが美味しいアクセントで、漬けダレのポン酢ソースと食べるのが美味。
ハレアミクスタ (Jalea Mixta $36.00/half $25.00) 下味を付けた魚介類を揚げて、玉ねぎ、シアントロ、ペルーの香辛料をベースにしたサルサやレモン汁をトッピングした魚介のから揚げ。エビ、イカ、タコ、白身魚などのシーフードで構成されるペルー料理で、スペイン料理のカラマリと違う風味と味わいが楽しめます。
ロモ・サルタード(Lomo Saltado $21) レストランや定食屋などどこでも食べることができるペルーの国民食ともいえる代表料理にして、牛肉、玉ネギ、トマト、ベルペッパー(ピーマン)とフライドポテトを一緒に炒めてご飯と食べるシンプルな家庭料理でもあります。味付けに醤油が使われていて、馴染みのある味付けでとても食べやすくご飯がすすむ一品。
ワールド・トラベル・アワード2023「World’s Leading Culinary Destination(世界で最も美食を楽しめる国)」部門で、ペルーは12年連続最優秀賞に選ばれているほど、美食の国としての地位も確立。長い歴史と多様な文化が融合された美味しいペルーの家庭料理が味わえるお店です。
Kotosh
2408 Lomita Blvd,
Lomita, CA 90717
https://www.kotosh-restaurant.com/