BBQ・肉料理・チキン

Garden Grove ★ Baos Hog の Bao(バオ)

ガーデングローブのBaos Hogで、Bao(バオ)を食べてみる

Bao(中国語で”包”)とは、中華まんの皮に、BQQの肉や角煮をはさんで食べる、アジア圏のファーストフード。日本の肉まんは、味付け肉を生地で包んでから蒸すタイプですが、バオは、蒸した厚めの皮に、肉などの具材を挟んで食べる、オープンサンドスタイル。Garden GroveにあるBaos Hogは、ベトナム系住民が多く住む地域柄、ベトナム中華のバオの専門店。

Baoは、北京ダック、ローストポーク、豚の角煮、チャーシュー、カルビ焼肉、フライドチキン、 ”basa fish” (ベトナムでよく食べられているナマズに似た淡水魚)のFish Bao の7種類。肉とライスのコンボは7品、餃子や、フレンチフライに豚の角煮をトッピングしてソースをかけたサイドメニューもあります。

ベトナム料理に欠かせない薬味の数々。にんじんの酢漬け、赤玉ねぎの酢漬け、ネギの千切りにcilantro(シラントロ)、Sriracha Sauce (シラッチャソース)やHoisin Sauce(海鮮醤)が定番。ちなみに、シラントロ(スペイン語)、パクチー(タイ語)、シャンツァイ(=香菜、中国語)すべて、セリ科の植物コリアンダー(coriander)のこと。

Hoisin Sauce(海鮮醤)(写真左下の右側のボトル)は、小麦粉と大豆などを合わせ発酵させた独特のコクと甘みがある中華の調味料。海鮮という名前ながら、原材料に魚介類は含まれず、同じ甘味噌系調味料・ティェンメンジャン(甜麺醤)よりも、味わいが濃厚と言われています。

バオの皮は、ほんのり甘めでふかふかでした。バオやライスのトッピングに使われている、揚げエシャロットは肉料理、スープ、ライスにふりかけたり、塩をかけてそのまま食べたりと、ベトナム料理全般に欠かせない定番の香味食材。エシャロットの香りとサクサクとした食感が、いいアクセントになっています。

Bolsa Bao($4.5)は、きゅうりの上にCrispy pork Belly(豚バラ肉)、赤玉ねぎの酢漬け、にんじんの酢漬け、千切りした長ねぎ、揚げエシャロットのフレークに、Hoisin Sauce(海鮮醤)とSriracha mayoのソースをかけたもの。

Duck Bao ($4.50) 北京ダックにきゅうり、ネギの千切り、揚げエシャロット。お好みで、つけられるようHoisin Sauce(海鮮醤)とごま油ベースの”Duck Sauce”がついてきます。中華料理の北京ダックは、ダックの皮だけを巻いて食べますが、ここのバオのダックは、肉厚でした(笑)。八角味がきいてます。

”Rice”付きの一番人気(byお店の人)、Roast Pork Belly ($10)。Roastした豚バラ肉は、外側の皮がパリッとクリスピー、肉は、脂身がすごいですが、ジューシーで柔らかいです。揚げエシャロットのフレークとシアントロ (cilantro)が、たっぷりかかったライス(インディカ米の長粒種)にきゅうりの付け合わせ。ソースは、チリソース(辛い)と、Duckソース(Hoisin Sauceとごま油のソース)がついてきます。ジャポニカ米(短粒種米)好きな私は、カレーやチャーハンでない長粒種米は、あまりすすまないのですが、シアントロ や揚げエシャロットの風味と、最後はDuckソースをご飯にかけて、つゆだくで何とか食べ切りました(笑)八角スパイスのきいた角煮と細長い米ってやっぱり合うんですよね。

Baos Hog
13918 Brookhurst St
Garden Grove, CA 92843
https://www.baoshog.com/

ABOUT ME
cheaplife
カリフォルニア州オレンジカウンティのビーチシティ在住。 Sweet Orange紙にて食レポ連載中。